塩昆布を使ったレシピって、材料もシンプルで味がしっかり決まるので、忙しい日のおかずにとても助かりますよね。
今回見つけたのは、デリッシュキッチンの「豚肉とキャベツの塩昆布あえ」。
レンジで簡単に作れるとのことで、手軽さに惹かれてチャレンジしてみました。
ただ今回は、家族分を一気に作りたくて倍量で調理。
すると、公式レシピにはない「ちょっとした苦労」や「工夫のポイント」がいくつも出てきました。
さらに、味変アレンジとしておすすめされていた“ポン酢”も実際に試してみたところ…予想以上にさっぱりして感動!
この記事では、倍量で作ってみたリアルな感想から、調理中の注意点、仕上がりの味、アレンジのコツまで、実際の体験をもとにご紹介しています。
同じように作ってみたい方、塩昆布レシピのバリエーションを増やしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
実際に作ってみて感じたこと
塩昆布を使ったレシピを探している中で見つけた「豚肉とキャベツの塩昆布あえ」。
レンジで手軽に作れるとのことで、今回は家族分を想定して倍量で調理してみました。
やってみると、レシピ通りではうまくいかない部分もあり、途中で調理方法を工夫したり、味付けを調整したりといったリアルな気づきがたくさんありました。
ここからは、基本の材料や作り方に加えて、実際に使った分量や、調理中に感じたポイントなどを詳しく紹介していきます。
基本の材料をチェック
まずは、レシピのベースになっているデリッシュキッチン公式の材料と分量(2人分)を確認しておきます。
このあと倍量で作る工程をご紹介しますが、最初に原本を見ておくと違いもわかりやすいです。
材料 | 分量 |
---|---|
豚バラしゃぶしゃぶ肉 | 200g |
キャベツ | 250g |
酒 | 大さじ1 |
ごま油(☆) | 大さじ1 |
塩昆布(☆) | 大さじ3 |
白いりごま(☆) | 大さじ1 |
基本の作り方を紹介
作り方もとてもシンプル。
公式レシピでは、電子レンジで加熱してあえるだけの手軽な工程になっていました。
ここではその基本の流れをざっとご紹介します。
- キャベツは食べやすい大きさにちぎる。
- 耐熱容器にキャベツを入れ、その上に豚肉を広げてのせる。
- 酒をふりかけ、ふんわりラップをして、600Wのレンジで約5分加熱。
- 加熱後はしっかり水気を切り、☆の調味料を加えて全体をあえる。
実際に使った分量
今回は、家族分として倍量で調理してみました。
材料の比率はそのままに、分量だけを増やしていますが、実際に測ってみると「この量で大丈夫かな?」と迷う場面も。
実際に使った分量をそのまま載せておきます。
材料 | 分量 |
---|---|
豚バラしゃぶしゃぶ肉 | 約400g |
キャベツ | 1/2個 |
酒 | 大さじ2 |
ごま油(☆) | 大さじ2 |
塩昆布(☆) | 大さじ6 |
白いりごま(☆) | 適量(目分量) |
下ごしらえと調理工程のポイント
キャベツは食べやすい大きさにカットして、耐熱ボウルに入れました。
レシピでは「ちぎる」と書かれていましたが、今回は倍量でキャベツの量も多め。
手でちぎるよりも包丁でさっと切ったほうが早かったので、そのように調整しています。
その上に豚肉を広げてのせ、酒をふりかけてラップをし、レンジで加熱しました。
ただ、今回は倍量で作ったため、レンジだけでは少し厳しい部分も。
最初はレシピ通りレンジで調理してみたのですが、お肉の火の通りが甘く、少し長めに加熱しても一部がまだ赤いままでした。
そこで、途中からフライパンに切り替えて加熱しました。
正直なところ、最初からフライパンを使えばよかったな…と思ったくらいです(笑)
他の方の作り方を見ても、
- キャベツはレンジで加熱、お肉は鍋でゆでた
- 最初からフライパンで全体を調理
というパターンが多く、倍量で作る場合は火の通りやすさを考えて、加熱方法を工夫するのがおすすめです。
そして倍量だと、塩昆布はレシピ上では大さじ6になります。
ただ、塩昆布って大さじで計るのが難しくないですか?
「大さじ1って何グラムなんだろう?」と気になって調べてみたところ、メーカーによっても差はありますがだいたい15〜20g程度とのこと。
仮に15gだとすると、大さじ6=90g…
実際にキッチンスケールで測ってみたのですが、25gでもけっこうな量に感じました。
なので、「細かいことはあまり気にしすぎず、とりあえず加えてみて、あとから味を見て足せばいいかな」というスタンスで調整することに。
結果的には、塩昆布はやや控えめにして、必要に応じて追加するのがベストかなと思います。
作ってわかった!倍量調理のコツと注意点
倍量で作ってみたからこそ、思わぬ落とし穴や工夫が必要だった点もいくつかありました。
特に火の通りや水分の出方、塩昆布の量など、実際にやってみないと気づけなかったことをまとめておきます。
倍量だとレンジ調理が難しい!
豚肉の火の通りが甘くなりやすいため、最初からフライパンや鍋を使うほうが効率的です。
たとえば、
- キャベツだけレンジ加熱
- 水気をしっかり切る
- フライパンで豚肉と合わせる
という手順にすると、全体の仕上がりも安定します。
水分がかなり出るので、味がぼやけないよう注意!
キャベツから出る水分が多く、そのままだと味が薄まってしまう原因に。
冷めるまで置いてから水気を切る方法もありますが、時間がないときは、キッチンペーパーでキャベツを押さえて、水分をしっかり吸い取るのがおすすめです。
箸でギュッギュッと押さえると、手を汚さずに簡単に水切りできます。
塩昆布の量は調整OK!
塩昆布はうま味が強く、塩気もしっかりしているので、倍量で作るときは気持ち少なめからスタートするのが安心です。
物足りないと感じたら、あとから少しずつ足して調整すると、味が濃くなりすぎる心配もありません。
※実際に計量すると意外と量が多いと感じることもあるので、お好みに合わせて加減して大丈夫です。
仕上がりの味とアレンジしてみた感想
出来上がりは、キャベツの甘さと豚肉のうま味に、塩昆布の風味がしっかりと合わさって、ごはんが進む味わいに。
シンプルな材料なのに、塩昆布のおかげでしっかり味が決まり、冷めてもおいしいのがうれしいポイント。
作り置きにもぴったりだと思います。
さらに、ごま油の香りがふわっと広がり、全体の味をぐっと引き立ててくれるのも印象的。
調味料はとてもシンプルですが、風味のバランスがよく、満足感のある一品に仕上がりました。
豚肉は切らずにそのまま広げて使ったのですが、食べやすさを考えると、一口大に切っておいたほうがよかったかもと感じました。
ここは、調理の手間を取るか、食べやすさを優先するかで好みが分かれそうです。
また、他の方のレビューで「ポン酢を少し加えるとさっぱりしておいしかった」という声を多く見かけたので、私も実際に試してみることに。
仕上げにポン酢をほんの少したらすと、塩昆布のうま味に酸味のアクセントが加わり、さっぱりとした味わいに。
これが想像以上においしくてびっくり。
夏場や食欲がない日にもぴったりです。
味に変化がつくので、最後まで飽きずに楽しめました。
このレシピはこんな人におすすめ
今回作ってみた「豚肉とキャベツの塩昆布あえ」は、手軽さとおいしさを両立できる、かなり使い勝手の良いレシピでした。
調理工程もシンプルで、アレンジも効くので、次のような方には特におすすめです。
-
忙しい日の夜ごはんを手早く作りたい人
-
電子レンジで作れるレシピを探している人
-
ご飯に合うおかずをストックしたい人
-
塩昆布の旨味が好きな人
作り置きにも向いていますし、冷蔵庫にあるものでさっと作れるのも魅力。
一度覚えておくと、何度もリピートしたくなるおかずです。
今回の調理は、デリッシュキッチンの公式レシピを参考にしています。
→ 豚肉とキャベツの塩昆布あえ|DELISH KITCHEN公式サイト
基本の作り方がとても分かりやすく、誰でも気軽にチャレンジできる内容でした。
まとめ|やっぱり便利な塩昆布おかず
今回は、デリッシュキッチンのレシピ「豚肉とキャベツの塩昆布あえ」を実際に倍量で作ってみた感想や、調理中に気づいたポイント、味変アレンジなどをご紹介しました。
シンプルな材料で手軽に作れるのに、しっかりとした味わいと満足感がある一品で、我が家でも大好評。
倍量で作る場合は、レンジだけで加熱するのが少し難しかったので、フライパンや鍋を使った加熱方法に切り替えるのがスムーズです。
また、水気の処理や塩昆布の量を調整することで、よりおいしく仕上がります。
ポン酢を使ったさっぱりアレンジもおすすめなので、気分や季節に合わせてぜひ試してみてください。
忙しい日や献立に迷ったときにも、手軽に一品加えられる便利なおかず。
ぜひ一度、作ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、塩昆布を使ったアレンジレシピとしてもうひとつおすすめしたいのが「大葉の塩こんからあげ」。
大葉と塩昆布の組み合わせで、いつものからあげが驚くほど風味豊かに仕上がります。
下味の工程もシンプルで手間が少なく、忙しい日でもサクッと作れて、しかも冷めてもおいしいので、お弁当や作り置きにもぴったりです。
→ 忙しい日の救世主!大葉の塩こんからあげが手間少なめで最高だった件
気になる方は、こちらもぜひチェックしてみてください。
塩昆布の活用レパートリーが広がりますよ。