「今日はもう、何にもしたくない…」
そんな日、ありませんか?
私はよくあります。
しんどすぎて動きたくないし、気力もゼロ。
何かやらなきゃと思っても、体も心もついてこない。
でもあるとき気づいたんです。
「もう寝よう」って、自分に許した日から、ちょっとずつ元気が戻ってきたってことに。
この記事では、私が「がんばれなかったとき、どう過ごしていたか」をまとめてみました。
寝落ち、スマホ、推し、スナック菓子…
どれもゆるくて、ちょっとダメっぽいけど、今の私にはちゃんと必要な“じぶん回復の時間”です。
「がんばる」じゃなくて「寝る」。私が本当に必要としてた回復法
昔の私は、とにかく寝ていませんでした。
……というか、寝たくても寝られない毎日でした。
仕事がしんどすぎて、帰ってきても心が休まらなくて。
疲れきっているはずなのに、布団に入っても頭はフル回転。
「寝なきゃ、寝なきゃ」と思うほど目が冴えてしまって、つらすぎて眠れない。そんな夜が何度もありました。
限界がきて、私はそのブラックな職場をやめました。
心も体もボロボロだったけど、「もう無理だ」と思って、ようやく止まったんです。
それからしばらく、私は何もしない日々を過ごしました。
リハビリのように、ただぼーっとして、寝て、またぼーっとするだけの毎日。
そんな中、ある朝。
ひさしぶりに数時間まとめてぐっすり眠れた日があって、そのとき「今日はちょっと気持ちが軽いかも…」と感じたんです。
その瞬間、ふと気づきました。
「私、寝たら元気になれるんだ」って。
寝ても寝ても疲れが取れなかったのは、心が休まってなかったから。
ちゃんと安心して眠れたとき、ようやく自分が戻ってくる感覚がありました。
「ちゃんと寝る」が私の回復ルーティンになった理由
そこからは、食べることや遊ぶことより、“ちゃんと寝ること”を優先するように。
今も、しんどい日やモヤモヤする日は、何よりもまず「寝る」ことにしています。
- 考えない
- がんばらない
- とりあえず布団に入る
それだけ。
でも、それが本当に効くんです。
何かを解決しようとしなくても、ただ寝て目を閉じるだけで、次の日はちょっとだけ前向きになれていたりする。
“寝て回復”って、簡単で地味だけど、たぶん最強のセルフケア。
しかも無料。コスパ最高です(笑)
よく眠れた日って、こんな違いがあります。
眠れた日あるある | 眠れてない日あるある |
---|---|
イライラが減る | すべてが面倒に感じる |
体が軽く感じる(気のせいでも嬉しい) | なぜか肩も心もずっしり |
頭が回る | 判断力がゼロに近い |
これだけ違うなら、そりゃもう寝るしかない。
「がんばれないなら、まず寝る」。
それが今の私の基本ルールです。
「寝るしかなかった」日々から、「起きていたい」今へ
前は、「寝なきゃヤバい」って、ほとんど義務みたいに眠っていました。
仕事がしんどくて、とにかく倒れるように布団に入る毎日。
ほんとうは、もっとちゃんと寝たかったんです。
でも、時間もないし、しんどすぎて“寝た感覚”すらなかった。
気づいたら朝になってて、「寝た気がしないまま」また一日が始まる。
そんなことばっかりでした。
しかも当時は、「寝るだけで元気になれる」なんて、まったく思えてなかったんです。
ただ疲労をやり過ごすだけ。
寝る=生き延びる手段、そんな感じでした。
でも、ちゃんと寝て、ちゃんと回復できるようになってから――
私は「寝ることが好き」になりました。
趣味:睡眠、って言ってもいいくらい(笑)
ぐっすり眠って、起きたときにスッキリしてると、それだけで1日がうれしくなります。
そんな私にも、最近ちょっとした変化がありました。
それは、「もうちょっと起きてたいな」って思える日が増えてきたこと。
やりたいことがあったり、気力が湧いてきたり。
「寝るのがもったいない」って感じる瞬間が出てきたんです。
これって、たぶん元気が戻ってきた証拠。
前なら、そんなふうに思える余裕すらなかったから。
今は、「ちゃんと寝る」と「ちゃんと動く」が両立できている毎日。
このバランスがとれてきたことが、今いちばんうれしい変化かもしれません。
何もしたくない時、私がよくやる“ゆる回復リスト”
睡眠がいちばん大事とはいえ、他にも“ちょっと元気になれる”お気に入りの過ごし方がいろいろあります。
どれも完全に「私基準」。
でもそれでいいんです。
たとえばこんな感じ↓
- スナック菓子をむさぼり食う(罪深いほどうまい。休日感MAX)
- スマホでマンガ読んで寝落ち(たまに顔面にスマホ降ってくるので注意)
- 頭を使わないスマホゲームを永遠にプレイ(気づけば時間が溶けてる)
- 一歩も外に出ないでパジャマのまま1日を終える(むしろ誇らしい)
- 推しの写真や動画をひたすら眺める(尊さだけで生きてる)
- 推しと会ったときの妄想をする(セリフのやり取りまで完璧に再現)
正直、人にはあまり言えないけど…
全部、私にとっては大事な“癒しの時間”。
がんばることじゃなくて、「ゆるむこと」で元気が戻るんだなって思います。
どれも“正解”ではないかもしれないけど、私にはぜんぶちゃんと効いています。
「これやると、ちょっと元気戻る」っていう自分だけの習慣。
それがあれば、また一歩、前に進める気がするんです。
まとめ:何もできない日は、寝るだけで十分です
「今日はムリだな」って感じる日。
そんなときは、がんばるより、まずは“ちゃんと寝る”ことにしています。
寝て、ぼーっとして、ちょっとだけ好きなことをして。
それだけでも、少しずつ元気って戻ってくるんだなって思えるようになりました。
前は「寝る=サボり」みたいに感じてたけど、今はちがいます。
寝ることは、自分にやさしくするための時間。
だから今は、こう思っています。
「もう寝てもいいよ」って、自分に言ってあげるだけで、回復ってちゃんと始まってるんだって。
しんどいとき、無理に立ち直らなくても大丈夫です。
この文章が、誰かの「それでいいんだ」に、そっとつながったらうれしいです。
※この記事は、私自身の体験をもとに書いています。もし心や体に不安があるときは、無理せず専門の相談先を頼ってくださいね。