麻婆豆腐はずっと市販の素を使ってた私。
料理コラムニスト・山本ゆりさんの「レンジで麻婆豆腐」のレシピに出会ったときは、「え、ほんとにレンジだけでいけるの?」と半信半疑でした。
でも、試してみたら…あまりの簡単さとおいしさに感動。
それ以来、素には戻れなくなり、今では数えきれないほどリピしています。
実際どれくらい簡単なのか?
どんな材料で、どうやって作るのか?
今回は、私がいつも作っている分量や、実際に作って気づいたポイントもあわせて、詳しくご紹介します!
想像以上に簡単だった!山本ゆりさんのレンジで麻婆豆腐
最初に作ってみたときの衝撃は今でも忘れられません。
レンジだけで、包丁も火も使わずに、こんなにおいしい麻婆豆腐ができるなんて。
「これは本当に素いらないな」と感じて以来、何度もリピしています。
ここでは、実際に作ってみたときの様子や、感じたことをリアルにレポートしていきます!
包丁なし&材料少なめ!手軽すぎる食材リスト
このレシピのいちばんの魅力は、なんといっても「包丁いらず」なところ。
使う食材は、たったこれだけ。
ひき肉と豆腐があればOKです。
あとは、家にあるチューブ調味料や、定番の調味料を少しだけ。
材料 | 分量(2〜3人分) |
---|---|
豚ひき肉 | 約120g |
絹ごし or 木綿豆腐 | 1丁(300g) |
チューブにんにく・しょうが | 各2〜3cm |
豆板醤 | 小さじ1(辛さはお好みで) |
ごま油 | 小さじ1 |
【合わせ調味料】
材料 | 分量 |
---|---|
味噌・しょうゆ・酒 | 各大さじ1 |
砂糖・片栗粉 | 各大さじ1/2 |
顆粒鶏ガラスープの素 | 小さじ1弱 |
水 | 約100ml |
チューブ調味料を使えば、面倒な下ごしらえも不要。
パパッと混ぜるだけで、すぐに調理に入れるのが嬉しいポイントです。
レンジだけでOK!作り方は驚くほどシンプル
作り方は、たったの3ステップ。
火もフライパンも使わず、電子レンジだけで完成します。
- 耐熱ボウルにひき肉、にんにく、しょうが、豆板醤、ごま油を入れ、スプーンなどで軽くほぐします。
ふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で約3分加熱。 - 一度取り出し、あらかじめ混ぜておいた合わせ調味料を加えます。
豆腐は軽く水を切ってそのまま入れ、再びラップをして5分加熱。 - レンジから取り出したら、底からしっかり混ぜて完成!
熱いうちに混ぜれば、片栗粉の効果で自然にとろみがつきます。
我が家の分量とアレンジのコツ
今回は、家族3人分として以下の分量で作ってみました。
冷蔵庫にあるものでパパッと作れる気軽さが、このレシピのいいところです。
主な材料
材料 | 分量 |
---|---|
絹ごし豆腐 | 500g(大きめ1丁) |
合いびき肉 | 約200g |
豆板醤 | 小さじ1(辛さ控えめ) |
ごま油 | 小さじ2 |
チューブしょうが | 多めに使用 |
チューブにんにく | 使用なし(豆板醤に含まれるため省略) |
今回は1丁500gの大きめの絹ごし豆腐を使用しました。
スーパーによくある1丁300gのタイプなら、2丁使ってもぺろりと食べられるくらいの量です。
合わせ調味料(事前に混ぜておく)
調味料 | 分量 |
---|---|
味噌 | 大さじ1.5 |
しょうゆ | 大さじ1.5 |
酒 | 大さじ1.5 |
砂糖 | 大さじ1弱 |
片栗粉 | 大さじ1弱 |
顆粒鶏ガラスープの素 | 小さじ1強 |
水 | 約150ml(豆腐から出る水分を考慮して調整) |
ひき肉と豆腐がベースなので、分量の自由度も高くて調整しやすいのが嬉しいポイント。
「あるもので何とかなる」安心感があって、つい何度も作っちゃいます。
準備ほぼゼロ!材料を混ぜるだけ
包丁もまな板も使わないって、やっぱり最高。
豆腐は水切りすら不要で、パックの水を切ったらそのまま使えます。
食材を刻む手間がまったくないので、平日の夜「ごはん作るのしんどい…」って日でも、「これならいける」と思える手軽さです。
フライパン調理でも作り方はとっても簡単!
今回は約1.5倍量で作ったので、レンジではなくフライパンを使いました。
2人分くらいならレンジで作るのが定番ですが、量が多いと2回に分ける必要があり、意外と手間がかかります。
さらに、先にできた分が冷めてしまうなど、食卓にタイミングのズレも出やすいんですよね。
フライパンにひき肉、豆板醤、ごま油、チューブしょうがを入れ、中火で炒めます。
肉の色が変わればOKです。
あらかじめ混ぜておいた合わせ調味料を加えたら、豆腐を手で適当な大きさにちぎって加えます。
全体がグラグラと煮立ってきたら完成!
豆腐は加熱後に混ぜるだけで自然とくずれてくるので、あえて崩そうとしないのがコツ。
特に絹ごし豆腐は混ぜすぎると細かくなりすぎてしまうので、形を少し残すくらいがちょうどいいです。
とはいえ、くずれてしまってもごはんにかければ「麻婆丼」としておいしくいただけるので問題なし◎
市販の素には戻れない!気になる味の感想
ほんのり甘みのあるみそ味に、ひき肉のコクがしっかり絡み、ピリッと控えめな辛さがアクセントに。
ごはんが進む味です。
にんにくは使っていませんが、豆板醤にしっかり風味があるので特に気になりません。
個人的には、もう少し豆板醤を増やしてパンチを強くしてもいいかも?と思いつつ、辛いのが苦手な家族に合わせて控えめにしています。
ちなみに、今回は水を150mlにして作ったのですが…
ちょっとシャバシャバでした(笑)
これ、あとからゆりさんのブログを読み返して納得。
ゆりさんは実際に検証されていて、こう書かれていました。
なるほど…私の150mlはちょっと多かったようです。
とはいえ味はしっかりしていて、シャバシャバでも全然気にならず、おいしく食べられました◎
今でこそこればっかり作っていますが、このレシピに出会うまでは、ずっと市販の麻婆豆腐の素を使っていたんです。
2018年にゆりさんがこのレシピを発表されたとき、半信半疑でレンジ調理を試してみたんですが…
「え、麻婆豆腐ってこんな簡単だったの!?」「しかも、おいしすぎる!」と衝撃を受けたのを今でも覚えています。
それからというもの、一度も市販の素は使っていません。
試しに久しぶりに素で作ってみたことがあるんですが、「あれ…こんなにおいしくなかったっけ?」とびっくりしてしまって。
ずっとそれを使っていたはずなのに(笑)
山本ゆりさんの麻婆豆腐、控えめに言って人生を変えるレベルのレシピでした。
こんな人におすすめ!このレシピが合うシーン
このレシピは、こんな方にぴったりです。
- 忙しい平日の夜、ごはん作りに時間をかけたくない
- 包丁やまな板を使わずに料理を済ませたい
- 冷蔵庫にあるものでパパッと一品作りたい
- 市販の素は卒業したいけど、手間はかけたくない
- 子どもに合わせて辛さを調整したい
- コンロを使わず、他の料理と並行して調理したい
たとえば、「鍋でスープ・フライパンで餃子・レンジで麻婆豆腐」の麻婆セット晩ごはんも簡単に完成。
コンロが空くからこその“あと一品”がラクに作れる、頼れるレシピです。
詳しいレシピや分量のポイントは、山本ゆりさんの公式ブログで紹介されています。
▶【包丁を使わないレシピ】自信作です。レンジで麻婆豆腐!|山本ゆり 公式ブログ
気になる方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
まとめ|簡単・早い・うまいの三拍子がそろったレシピ
市販の素を使わなくても、ここまで簡単に、ここまでおいしく麻婆豆腐が作れるなんて…。
このレシピに出会ってから、麻婆豆腐のハードルがぐんと下がりました。
包丁もまな板も不要で、調理はレンジorフライパンだけ。
冷蔵庫にあるもので作れて、しかも味は本格派。
忙しい日でも「これなら作れる」と思える手軽さと、家族みんなで楽しめる安心の味。
もう素には戻れない、そんなお気に入りレシピになりました。
ぜひ一度、ゆりさんの麻婆豆腐レシピを試してみてください。
きっとあなたの“定番レシピ”のひとつになると思います。
ちなみに、ピリ辛の麻婆豆腐とはまた違って、甘辛でやさしい味わいが魅力の肉みそ天津飯もおすすめ。
疲れているときや、ちょっと安心したい夜にぴったりのごはんです。
▶【15分で完成】山本ゆりさんの肉みそ天津飯は包丁いらずで即リピしたくなる味
包丁いらずで作れて、卵とごはんの組み合わせがとろっと幸せです。